Project
多様性に応えるピクトグラムのデザイン
2021年度 - 2023年度

多様な人、多様なメディアが混在する現代社会において、ピクトグラムには、標準的な人やメディアへの最適化を目標とする『標準化』では、解決出来ない課題が存在します。例えば、知的障害や自閉スペクトラム症、認知症を有する人にとって、日本の標準規格JIS案内用図記号のピクトグラムは、理解度が低いものがあることが報告されています。「一見して意味がわかる」はずのピクトグラム が、「見てもわからない」という現象が起こっているのです。

本プロジェクトでは、多様性を包摂するため、人やメディアによって、ピクトグラムを選ぶことができるスケール(調整)型デザインの提案を目的とします。そのために、標準化以前の歴史リソースの調査、デザイン試作、人を対象とした調査を実施します。

参加メンバー
▶︎2022年度DIDI年次報告書・工藤先生 社会包摂デザイン研究会・勉強会「社会包摂と創作活動」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・伊原先生・工藤先生 ワークショップ、調査