Legal Design Dictionary
私たちの身近なあらゆる場面に、様々なルール(法律や、明文化されていない慣習なども含む)が関わっています。多様な人々が共に生きる包摂的な社会を築こうとする際、既存のルールが壁となる時は、まず、そのルールがいつ、どんな目的で、どのように作られたのかを知ることが大切でしょう。また、ルールを変えたり、既存のルールを廃止する、あるいは新しいルールを作ることが必要な場面もあるでしょう。
このLegal Design Dictionaryには、社会包摂に関わる法律、ルール等をまとめています。社会の「しくみ」を考える一助としてお使いください。
【監修:芸術工学研究院教授 尾方義人】
育児休業給付金
いくじきゅうぎょうきゅうふきん
父親が出生後8週間以内に最大28日分の産後育休を取得し、一定の要件を満たした場合に支給される雇用保険制度(厚生労働省、https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/00 …
幸福追求権
こうふくついきゅうけん
憲法第13条では「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と記述され、この権利を根拠として、静穏権 …
児童福祉法
じどうふくしほう
児童の権利を保護する福祉三法(福祉六法)の1つで1947年に公布されました。母子手帳制定の根拠となる法律で、現在でも、2012年の改正を根拠に、保育所等訪問支援、放課後等デイサービスが展開されるなど見直しが進められていま …
男女共同参画
だんじょきょうどうさんかく
男女共同参画社会基本法第2条で「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ …