Chronology

1916
大正5年

「肢体不自由児巡回訪問」高木憲次

高木憲次は、肢体不自由児療育事業の始祖と呼ばれる人です。
公教育から見放されていた身体障害児を「肢体不自由児」と呼んで、障害児たちに教育の機会を与えて社会に有用な人材になれるようにと訴えました。
彼は東京帝国大学整形外科時代の1916~1918 年にかけて東京の小学校で「手足に不自由のある児童・成人」の実態調査を行いました。この調査によって肢体不自由者が家の中に隠されて学校に通うことができていないことがわかりました。
1947年に制定された児童福祉法に肢体不自由児施設が規定されたのは彼の功績です。

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