Chronology

1918
大正7年

方面委員制度

米騒動を契機に大阪府知事の林市蔵(はやしいちぞう)は小河滋次郎(おがわしげじろう)の協力を得て方面委員制度を作りました。

小河滋次郎は1924年に「社会事業と方面委員制度」を著した人です。

方面とは小学校通学区域のことで、一方面に無報酬の方面委員15~20人を配置して貧困者の実態を調査し、個別救護を実施しました。

方面委員制度もドイツのエルバ―フェルト制度の影響を受けています。

収容保護ではなく現金給付を伴う居宅保護と市民の地域福祉活動が特徴です。

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