Chronology

1918
大正7年

米騒動

このように民間に頼ってきた福祉ですが、米騒動(米の価格高騰に伴う暴動事件)をキッカケに国や地方公共団体が本格的に動かなければと考え始めます。

米騒動は貧困が社会問題であると国に認識させるキッカケになったのです。

米騒動によってこれまで民間に頼ってきた福祉から大きく転換し、国が積極的に救貧から防貧政策を打ち出すようになります。

当時の原敬内閣は、公益質屋、公営浴場、公設市場、職業紹介といった制度をつくり、1922年には日本初の社会保障制度となる健康保険制度ができます。

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