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(終了しました)第3回 半農半アートフォーラム 『文化からみる農ある暮らしの価値』参加者募集

2022.12.2

【九州大学創立111周年記念 VISION EXPO 関連行事】
九州大学大学院農学研究院 × 九州大学大学院芸術工学研究院
第3回 半農半アートフォーラム
『文化からみる農ある暮らしの価値』 〜総合知によるグローカルな人材育成に向けて〜


 これまで九州⼤学⼤学院芸術⼯学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブでは、認定NPO法⼈⼭村塾と協働し、中⼭間地域を舞台として「アート × 農」をキーワードとした取り組みを行ってきました。
 またアーティスト・イン・レジデンス(芸術家による滞在型制作)や、中⻑期に滞在している国内外からのボランティアとの作品共同制作などの取り組みを踏まえ、「半農半アート」のライフスタイルを基盤とした包摂型地域づくりや農業ボランティアの新しい仕組みのモデルについて考えるため、2年間にわたり研究会等を開催してきました。
 今回のフォーラムでは農学研究院と芸術工学研究院の知見を融合することにより、文化の視点から農村社会の価値をどのように語ることができるかを考え、今後の研究や実践のための萌芽を見つけることを目指します。 「半農半アート」のライフスタイルを通じた未来の「農ある暮らし」をともに考えます。

【参加無料/要事前申込】
オンライン配信あり

【開催日時】
2023年1月9日(月・祝)14:00-17:00  開場 13:30

【プログラム(予定)】

『里山保全と農ある暮らし』  朝廣 和夫

『芸術活動と農ある暮らし』  長津 結一郎

実践報告『八女市黒木町笠原での「奥八女芸農プロジェクト」』 武田 力、小森 耕太

『農村の価値を可視化する』  野村 久子

『国際的な教育プログラムの場としての農村』  廣政 恭明、房 賢貞

ディスカッション/今後の連携に向けて 全体進行: 森 千鶴子

【会場】
九州大学伊都キャンパス
伊都ゲストハウス 多目的ホール
〒819-0395 福岡市西区元岡744
JR「博多駅」から西鉄バスで約60分、「西鉄福岡」駅から西鉄バスで約50分

【参加申込】
定員 対面30名 オンライン配信あり。
事前申込制です。以下のURLにアクセスし、申込事項に記入をお願いします。
https://forms.gle/BJ56ghfSx5XgkSGT9
申込締切日/2023年1月5日(木)まで

【登壇者紹介】

『里山保全と農ある暮らし』
朝廣 和夫 (あさひろ かずお)
九州大学大学院芸術工学研究院准教授[緑地保全学]
博士(芸術工学)。専門は緑地保全学。1993年九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科卒業後、里地・里山の保全、都市緑地の保全等の教育研究を進める。平成24年7月九州北部豪雨の後に、「中山間地水害後の農林地復旧支援モデルに関する研究」を推進し、「災害後の農地復旧のための共助支援の手引き」を公開。中山間地の自然・生活の豊かさの保全には、アートが必要ではないか、という視点でソーシャルアートラボで活動中。

『芸術活動と農ある暮らし』
長津 結一郎 (ながつ ゆういちろう)
九州大学大学院芸術工学研究院准教授[アーツマネジメント]
アーツ・マネジメントや文化政策に関する研究や実践を通じて、異なる立場の人々がどのように協働することができるのかを探求。近年は舞台芸術分野で起こっていることへのフィールドワークや分析を軸にして、現場からの視点をもとにした理論構築や社会実装を試みている。ソーシャルアートラボで2016年から八女市黒木町笠原地区との協働により、アートプロジェクトの企画運営や奥八女芸農プロジェクトの立ち上げを行う。

実践報告
『八女市黒木町笠原での「奥八女芸農プロジェクト」』
武田 力 (たけだ りき)演出家・民俗芸能アーカイバー
小森 耕太 (こもり こうた)認定NPO法人 山村塾 理事長

『農村の価値を可視化する』
野村 久子 (のむら ひさこ)
九州大学大学院農学研究院附属国際農業教育・研究推進センター 准教授[農業資源経済学]
英国・マンチェスター大学博士課程修了、博士(学際)。専門は開発学、農業経済学、環境経済学。持続可能な資源の利用と管理、持続可能な農業の実践とその適応についてエビデンスに基づく政策評価や政策提言につながる研究を行う。主な著書は『EUにおける農業環境支払制度と草地農業の持つ多面的機能の保全』『草地農業の多面的機能とアニマルウェルフェア』、『阿蘇地域における農耕景観と生態系サービス』など。

『国際的な教育プログラムの場としての農村』
廣政 恭明 (ひろまさ やすあき)
九州大学大学院農学研究院附属国際農業教育・研究推進センター 准教授[生物化学]
九州大学において学位取得後、理化学研究所、米国カンザス州立大学を経て現職。専門はタンパク質化学。教育では、次世代型農学「アグリバイオ」を武器として、世界を舞台にグローバルな活躍ができる人材を育成するためのプログラムであるグローバル人材育成事業のほか、農学部における国際教育・研究事業、派遣・インバウンド事業を海外の大学と企画、実施している。

房 賢貞 (バン ヒョンジョン)
九州大学大学院農学研究院附属国際農業教育・研究推進センター 助教[栄養化学]
平成20年九州大学大学院生物資源利用学府博士課程後期課程修了(博士)。九州大学女性研究者キャリア研究支援センター、学術研究・産学官連携本部の研究推進専門員(URA)を経て、平成30年に大学院農学研究院国際農業教育・研究推進センター助教に採用。農林水産物の輸出促進研究開発プラットフォーム@九州・沖縄のプロデューサーチーム(コーディネートユニット)メンバー。

進行 森 千鶴子 (もり ちづこ)
九州大学大学院芸術工学研究院学術研究員[社会教育学]

【九州大学創立111周年記念 VISION EXPO 関連行事】
[主催]九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ
[共催]九州大学大学院農学研究院
[助成]九州大学令和4年度人社系学際融合プログラム030「『半農半アート』のライフスタイルを通じた未来の農村社会デザイン」

[お問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ  半農半アートフォーラム担当
MAIL: sal-cul★design.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えて送信ください。)

当日は、音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供します。その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたしますので、申込フォームの「自由記述欄」にお書きください。

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