Project

「半農半アート」を基盤とした地域づくりの仕組み

2021.6.3

少子高齢化・過疎化に伴い、中山間地域などの農村社会には課題が山積しています。これまでのソーシャルアートラボの取り組みでは、芸術活動を地域の文脈に即して導入していくことが包摂的地域づくりの一助となることが見出されました。全国的に見ればこうした取り組みは「創造農村」として、文化が持つ創造性を包摂的な社会づくりに生かす取り組みとして注目されています。本研究では全国ネットワークを形成するとともにミクロ・マクロの双方から調査研究を行うことで、「半農半アート」のライフスタイルを基盤とした包摂型地域づくりや農業ボランティアの新しい仕組みモデルを形成・提案することを最終目標とします。また教育への貢献として臨時開設科目を通じ、学生が農村での課題と包摂的社会に関する具体的ニーズを知る機会を提供します。

参加メンバー

  • 朝廣 和夫 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 長津 結一郎 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 森 千鶴子 社会包摂デザイン・イニシアティブ 学術研究員
  • 小森 耕太  認定NPO法人山村塾理事長
  • 武田 力  九州大学芸術工学部 非常勤講師、演出家、民俗芸能アーカイバー
  • 齊藤 康則  東北学院大学経済学部共生社会経済学科 准教授

▶︎2022年度DIDI年次報告書・朝廣先生①第4回社会包摂デザイン研究会「災害と農業・農村」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・朝廣先生②「半農半アート」を基盤とした地域づくりの仕組み

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