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(終了しました)2/15(水)第5回半農半アート研究会「文化から見る農ある暮らしの価値 その2 〜農村にとってアートとは?〜

2023.2.6

■開催趣旨

九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブでは、「半農半アート」のライフスタイルを基盤とした包摂型地域づくりや農業ボランティアの新しいしくみモデルについて考えるため、昨年度から研究会やフォーラム等を実施してきました。

1月9日に行われた第3回のフォーラムでは、「文化から見る農ある暮らしの価値」と題して、芸術工学研究院と農学研究院の研究者や、アーティストらを招いて事例報告や議論を行いました。

様々な立場から、多様な視点と実践報告がなされましたが、

そこで語り尽くせなかった議論をもう少し深めるために

今回の研究会で、フォーラム登壇者が再度セッションします。

参加者から寄せられた質問や感想も、セッションの話題として盛り込んでいきますが

今回が初参加でも大丈夫です。オンラインの開催となります。みなさんのご参加をお待ちしています。

■日時:2023年2月15日(水) 19:00~20:30 



■スピーカー:

<九州大学大学院芸術工学研究院より>

⚫︎朝廣 和夫(准教授/緑地保全学)

⚫︎長津 結一郎(准教授/アートマネージメント) 
  

<九州大学大学院農学研究院附属国際農業教育・研究推進センターより>

⚫︎野村 久子(准教授 / 農業資源経済学)

⚫︎認定NPO法人山村塾理事長 小森 耕太

⚫︎演出家・民俗芸能アーカイバー 武田 力

■進行:森 千鶴子(九州大学大学院芸術工学研究院、社会包摂デザイン・イニシアティブ学術研究員)

■定員:60名

■会場:オンライン(Zoom)

■対象者:里山保全や農村の地域づくり、農とアートの関係に興味のある方

■使用アプリ:Zoom(事前にアプリをインストールしておくとスムーズです。)

■参加料:無料

■申込方法:事前申込制。以下のURLにアクセスし、申込事項に記入をお願いします。
      https://forms.gle/vtz4n6zDXY9aGL4C7

申し込みいただいた方へ、当日の午前中にURLをご連絡いたします。お知らせしたURLにアクセスし、受講してください。

■申込締め切り日:2月14日(火)

■お問い合わせ:九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ

        Eメール:didi-office@design.kyushu-u.ac.jp

■アクセシビリティ

 *当日は、音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供します。その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたしますので、申込フォームの「自由記述欄」にお書き下さい。

■スピーカープロフィール

朝廣和夫
博士(芸術工学)。専門は緑地保全学。1993年九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科卒業後、里地・里山の保全、都市緑地の保全等の教育研究を進める。平成24年7月九州北部豪雨の後に、「中山間地水害後の農林地復旧支援モデルに関する研究」を推進し、「災害後の農地復旧のための共助支援の手引き」を公開。中山間地の自然・生活の豊かさの保全には、アートが必要ではないか、という視点でソーシャルアートラボで活動中。

長津結一郎
アーツ・マネジメントや文化政策に関する研究や実践を通じて、異なる立場の人々がどのように協働することができるのかを探求。2016年から八女市黒木町笠原地区との協働により、アートプロジェクトの企画運営や奥八女芸農プロジェクトの立ち上げを行う。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会2018)、共編著に『アートマネジメントと社会包摂〜アートの現場を社会にひらく』(水曜社2021)ほか

野村久子
英国・マンチェスター大学博士課程修了、博士(学際)。専門は開発学,農業経済学、環境経済学。持続可能な資源の利用と管理、持続可能な農業の実践とその適応についてイビデンスに基づく政策評価や政策提言につながる研究を行う。主な著書は「EUにおける農業環境支払制度と草地農業の持つ多面的機能の保全」「草地農業の多面的機能とアニマルウェルフェア』、『阿蘇地域における農耕景観と生態系サービス』など。

武田力
演出家・民俗芸能アーカイバー。俳優として欧米を中心に活動後、演出家に。過疎の進む滋賀県朽木古屋集落の六斎念仏踊りの復活/継承に関わるなど、民俗芸能の構造から現代社会を観客と軽やかに思考する作品を展開する。近年では、フィリピン・Karnabal、中国・上海明当代美術館の招聘を受け、作品を制作した。横浜市芸術文化振興財団2016, 2017年度クリエイティブ・チルドレン・フェロー、2019年度国際交流基金アジアセンターフェローにそれぞれ選定された。

小森耕太
認定NPO法人山村塾理事長。大学時代に山村塾の活動と出会い、2000年4月から山村塾事務局スタッフとして八女市黒木町に移住。以後、地域の農林家と連携し、里山保全活動、都市農山村交流活動を企画運営してきた。平成24年7月九州北部豪雨での笠原地区農地復旧、平成29年九州北部豪雨で被災した朝倉市黒川地区の支援など災害復興にもかかわる。

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