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【終了しました】2024年2月3日(土)キコエナイ×キコエル発展事業委員会×九州大学「みんなが楽しめる音楽とは?〜きこえない×きこえにくい×きこえる×音楽〜」

2024.1.15

九州大学大学院芸術工学府では2022年度より『スタジオプロジェクト』として「聴覚障害のある人に向けた音楽のあり方を考える」というテーマの授業を行なっています。授業では、聴覚に障害がある方たちの意見を伺いながら、聴覚障害のある人たちにとって音楽とはどのようなものか、どのようにしたら共有する体験ができるか、を考え、2023年2月にはイベント「きこえないあそび。きこえないムジカ。」を実施しました。

今年度は、聴覚障害のある人たちとともに、専門もばらばらな14名の大学院生たちと議論を進めてきました。今回はその、聴覚障害と音楽について議論してきたプロセスを公開します。音楽や音響技術は、聴覚障害のある人たちとどのような接点を持ち得るのか、今後の可能性について意見を交換し合います。

*スタジオプロジェクト…大学院芸術工学府の改組により、コース横断型の実践的演習科目として2022年度より新しく生まれました。専門の異なる学生がグループで関わり、専門的な実践能力、問題探求能力、問題解決能力とともに、より高度なコミュニケーション能力の修得を目指します。

■日時
2024年2月3日(土)15:00〜18:00(14:30開場)

■会場
九州大学大橋キャンパス(福岡県福岡市南区塩原4-9-1)
音響特殊棟 録音スタジオ

■定員 15名(先着順。聴覚障害の有無は問いません。)

■申込 事前申込制
下記アドレスよりアクセスし、申込事項に記入し送信をお願いします。
https://forms.gle/WDBMFrGfHpJpLHyh6

■アクセシビリティ
会場内には、手話通訳者を手配します。

また、プレゼンテーションや全体アナウンスについては音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供いたします。その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。

■プログラム(予定)
15:00 開始
企画概要説明、アイスブレイク

15:30 聴覚障害と音楽に関する企画のプレゼンテーション+デモンストレーション
 これまでの授業を通じて、聴覚障害と音楽をつなぐ3つのアイディアのタネが生まれました。来場者にその成果を発表し、全体でディスカッションします。

16:45 休憩

17:00 ラウンドテーブル「きこえない×きこえにくい×きこえる×音楽」の可能性
 来場者も含めて全員で、こうした活動の今後の可能性についてディスカッションします。

18:00 終了

■主催
キコエナイ×キコエル発展事業委員会
九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトIV-B(聴覚障害のある人に向けた音楽のあり方を考える)」

助成:
一般財団法人曽田豊二記念財団
科学研究費補助金基盤研究(B) JP 21H03764「高臨場感音場再生システムの性能向上および福祉工学との連携に関する研究」
科学研究費挑戦的研究(萌芽)JP23K17491「聴覚障害を基盤とした音楽表現のあり方をめぐる実践研究」

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