Project

舞台芸術と音響技術による社会包摂のデザイン

2021.6.8

2012年の劇場法により、劇場の社会包摂機能が提唱されて10年が経過するが、劇場における社会包摂の取り組みは全国的な動きになっているとは言い難い。そこで、劇場が真に包摂的な環境になるため、社会的・技術的観点から見たグランドデザインを構築することである。特に今年度は、2022年3月に北九州芸術劇場・ヒビノ株式会社と共同で実施した「舞台技術セミナー」の検証を行い、舞台技術者と社会包摂との関係性について実践するうえでの困難を整理する。将来的には劇場職員(事業担当・技術担当の双方)や管理職等が活用できるハンドブックを作成することが最終目標である。

(本研究は科研費基盤研究(B) 22H03888「公立劇場の社会包摂に向けた技術的・社会的観点に基づくデザインの実証研究」(研究代表者:長津結一郎)の支援により行われています)

参加メンバー

  • 長津 結一郎 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 尾本 章 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 眞﨑 一美 九州大学大学院芸術工学研究院 テクニカルスタッフ
  • 宮本 聡  九州大学大学院人間環境学研究院 学術研究員
  • 吉野 さつき 愛知大学文学部 教授

▶︎2022年度DIDI年次報告書・尾本先生 授業「スタジオプロジェクト」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・長津先生①第2回研究会「配慮」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・長津先生②「半農半アート」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・長津先生③「スタジオプロジェクト」

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