Project

認知症ケアの場で芸術活動が変化を生み出す仕組み

2021年度 - 2025年度 実施中

認知症ケアの場で、さまざまな芸術活動が行われるようになっています。これまでの研究から、即興的で共創的な芸術活動は、認知症本人だけでなく、認知症の人と介護者の関係性にも良い影響を与えることがわかっています。しかし、実際にどのような活動を実施すればよい効果が得られるか、それらをどう評価すれば良いのか、より根本的には、どのようなメカニズムで効果が得られるのか、医療や介護との違いは何かという点がまだ十分明らかになっていません。そこで、医療、福祉、地域活動の専門家と一緒に、芸術活動が変化を生み出す仕組みや効果的な活動のデザインについて実践と理論の両面から研究を行っています。

※本プロジェクトは、科研費(基盤B)「認知症ケアの場における芸術活動の多元的評価フレームワークの開発」と科研費(萌芽)「芸術活動をめぐる文化と福祉の間の障壁」の支援を得て実施しています。

参加メンバー

  • 中村 美亜 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 内田 直樹 医療法人すずらん会 たろうクリニック 院長
  • 勢島 奏子 認知症デイケアうみがめ 精神科医
  • ラボラトリオ株式会社
  • NPO法人ドネルモ

九州大学大学院芸術工学研究院 中村美亜研究室、ラボラトリオ株式会社、NPO法人ドネルモが協働で実施している研究プロジェクト専用サイト。
▶認知症ケアの場における共創的アート活動

▶2024年度DIDI年次報告書・中村先生「認知症ケアの場における芸術活動」
(紀要「芸術工学研究」vol. 40 の一部)

▶2023年度DIDI年次報告書・中村先生「認知症と共創的アート活動研究会」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・中村先生「認知症ケアの場で共創的アートが 変化を生み出す仕組み」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・中村先生「授業:認知症とアートベースリサーチ」
▶︎2021年度DIDI年次報告書・中村先生「共創的アート活動を通じた 認知症ケアのコミュニケーションデザイン」

page top >