Project

認知症ケアの場で芸術活動が変化を生み出す仕組み

2021.6.3

認知症ケアの場で、さまざまな芸術活動が行われるようになっています。これまでの研究から、即興的で共創的な芸術活動は、認知症本人だけでなく、認知症の人と介護者の関係性にも良い影響を与えることがわかっています。しかし、実際にどのような活動を実施すればよい効果が得られるか、それらをどう評価すれば良いのか、より根本的には、どのようなメカニズムで効果が得られるのか、医療や介護との違いは何かという点がまだ十分明らかになっていません。そこで、医療、福祉、地域活動の専門家と一緒に、芸術活動が変化を生み出す仕組みや効果的な活動のデザインについて実践と理論の両面から研究を行っています。

※本プロジェクトは、科研費(基盤B)「認知症ケアの場における芸術活動の多元的評価フレームワークの開発」と科研費(萌芽)「芸術活動をめぐる文化と福祉の間の障壁」の支援を得て実施しています。

参加メンバー

  • 中村 美亜 社会包摂デザイン・イニシアティブ 教員
  • 内田 直樹 医療法人すずらん会 たろうクリニック 院長
  • 勢島 奏子 認知症デイケアうみがめ 精神科医
  • ラボラトリオ株式会社
  • NPO法人ドネルモ

▶︎2022年度DIDI年次報告書・中村先生「認知症施設でのワークショップ」
▶︎2022年度DIDI年次報告書・中村先生「認知症とアートベースリサーチ」
▶︎2021年度DIDI年次報告書・中村先生の活動報告◀︎

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