「音はみえないけれど、そこにいる」
きこえる/きこえないを超えて、そこにいる音たちに会いに行きませんか。
今回のイベントで音は、色や振動、ことばに姿を変えています。
楽器から出る音、ことばで表現された音、色になった音…。
音に形はありません。そして、目にもみえません。
それでも音は、あなたのことを待っています。
◆開催日時/ 2023年2月4日(土)13:00〜17:30、2月5日(日)10:00〜15:30
◆会場/ 九州大学 大橋キャンパス(福岡県福岡市南区塩原4-9-1)
多次元デザイン実験棟
音響特殊棟(無響室、残響室、録音スタジオ)
【来場者受付】
多次元デザイン実験棟
※参加される方は最初にここで来場者受付をしてください。
参加費/ 無料
一部プログラムは要事前予約 (各企画を参照)
※小学生以下は保護者同伴での参加をお願いします。
【アクセシビリティ】
●手話通訳
会場内には手話通訳者を手配します。
●リアルタイム字幕
トークイベントでは音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供いたします。
●託児サービス(事前予約制、当日空きがあれば当日受付も可能)
イベント開催中、会場内に託児室を設置し、べビーシッター会社による託児サービスを行います。
利用をご希望の方は、以下に掲載している「利用規約及び同意書・申込書」と連絡票をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、下記べビーシッター会社宛てにFAXもしくはMAILにてお申し込みください。
託児時間:
2月4日(土)13:00~17:30
2月5日(日)10:00~15:30
定員:各日10名程度(先着順:定員を超える場合は、お断りすることがあります。)
対象年齢:0歳(3ヶ月以上)~小学校6年生までのお子様
託児場所:九州大学大橋キャンパス内
※セキュリティ確保のため、お申込者にのみご案内いたします。
※お申込み締切
以下のボタンから「利用規約及び同意書・申込書」と「連絡票」をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、
2023年1月23日(月)17:00までに、下記の送信先「株式会社テノ.サポート」宛てにFAXもしくはE-mailにてお申し込みください。
(定員になり次第締め切りますので、お早めにお申込みください。)
【託児委託先、および「同意書・申込書」、「連絡票」の送信先】
株式会社テノ.サポート
〒812-0036 福岡市博多区上呉服町10番10号 呉服町ビジネスセンター5階
TEL:092-263-3580 / FAX:092-263-3581
Mail:info@teno-support.co.jp
公益社団法人 全国保育サービス協会 正会員
不測の事故に対応するために、シッター会社は保険に加入しており、保険適用範囲で補償致します。また主催者は、託児中の事故について一切の責任を負わないことを申し添えます。
その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたします。
下部に記載の「九州大学の企画および全体のお問い合わせ先」までご連絡ください。
[注意事項]
・新型コロナウィルスの感染状況によっては予定が変更となる場合があります。ご来場前に必ず当イベントのホームページにて開催の有無をご確認ください。
・イベントの様子を撮影しWEBサイトや広報物、報告書等に使用いたしますので、あらかじめご了承ください。
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◆アクセス
可能な限り公共交通機関をご利用の上ご来場ください。
九州大学大橋キャンパス (福岡市南区塩原4-9-1)
[アクセスマップ] https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ohashi/
[主催]
福岡県聴覚障害者協会青年部創立50周年記念事業実行委員会
九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトIV-B(聴覚障害のある人に向けたコンサートのあり方を考える)」
[助成]
一般財団法人曽田豊二記念財団
科学研究費補助金基盤研究(B)JP21H03764「高臨場感音場再生システムの性能向上および福祉工学との連携に関する研究」
科学研究費補助金基盤研究(B)JP22H03888「公立劇場の社会包摂に向けた技術的・社会的観点に基づくデザインの実証研究」
[協力]
Game Changer Catapult コデカケ 「聴覚障がいがある人向け外出支援デバイス/サービス」
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produced by 福岡県聴覚障害者協会青年部
【体験】(要予約)
音のない世界60分を楽しむ深海駅
小学校3年生から参加できる『きこえないあそび。』です。きこえない人の世界は、深く青い「海」のようなもの。きこえない人にとって困る場所の1つ「駅」。これらをかけあわせた「深海駅」で音のない世界60分間を楽しんでいただきます。いつもとは違う環境で、普段使っている「音声言語」を使わず、スタッフや参加者と交流を深めていただきます。当日は手ぶらで大丈夫。体や脳をたっぷり使って、発想力や想像力を伸ばすあそびです。
■参加方法…下記URLの予約サイトからお申込みください。「予約・スケジュール」を選択後、ご希望の日時をお選びいただき、姓名、メールアドレス、電話番号を入力してください。各時間6人まで参加できます。
https://coubic.com/water1234/501647#pageContent
*複数人予約する場合は、ひとりずつ別のメールアドレスを登録してください。
予約できない場合は、fukuokadeaf35+50th@gmail.com
までご連絡ください。
■対象…小学3年生以上から参加できます。
【展示】(予約不要)
音のない世界を知るイベント
音のない世界の写真展/ろう者の文化展
きこえないって見た目では分からないもの。どんなふうに普段過ごしているんだろう、きこえる人達が多くいる世界の中でどんなことを思ってるんだろう、というような、音のない世界のことを紹介します。どなたでもお好きな時間にご覧いただけます。
[福岡県聴覚障害者協会青年部による企画についてのお問い合わせ先]
福岡県聴覚障害者協会青年部創立50周年記念事業実行委員会
E-Mail: fukuokadeaf35+50th@gmail.com FAX:092-672-7078(24時間受付)
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produced by 九州大学
展示と体験は他にも企画が増えるかもしれません。
また、新型コロナウィルス感染症の影響で内容が変更になる可能性もあります。
【体験と展示 きこえないムジカ。】(予約不要)
● 音に出会う
VRゴーグルで360°映像を楽しむ企画です。 この体験では音は流れません。 映っているのは日常の風景です。 そこにたくさんのオノマトペが浮かんでいます。 身の回りの音をコトバにしてみました。 なんの音だろう。どこから鳴っているのだろう。 想像しながら目を動かしてみてください。 新たな日常のイメージに出会うきっかけになるかもしれません。 わたしたちの周りのたくさんの音を「見て」みませんか。
■対象…13才以上から参加できます。
● 音とことば
音をことばで表現し、伝え合ってみませんか? 音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕などを用い、聴覚障害の有無に関わらず、ことばを使ったコミュニケーションについてさまざまな視点から考えるきっかけの場をみなさんで作りましょう。この場では、みる、きく、しゃべる、かく、はなす、つたえる、いる、全てが参加の形です。「音」と「ことば」について考え、楽しむひとときをきこえの違いを越えて共有する場を目指します。
● 音を使った塗り絵ゲーム
音を知覚しづらい方ときこえる方が触れ合う機会を増やしたいという思いから、音で塗り絵を行うシステムを提案します。カメラの前に立つと、正面の映像の中から自分の顔が検出 されます。映像には塗り絵の枠線が表示されているので、声を出すと絵に色をつけていくことができます。また、音の性質(周波数)によって描画する色を変えて遊べます。声を出すことが苦手な方は、ピアノなどの楽器を用いて塗り絵を行えます。
● 音響技術に関する展示
聴覚障がい者の方々の生活を豊かにし、共に音楽を楽しむための技術紹介や展示を行います。聴覚障がい者とそうでない人の双方に既存・開発中の技術の利便性・展望を伝えることで、利用する側にとっての未来を見るとともに、開発する側にも様々な視点でのフィードバックが得られます。
[コデカケ]
聴覚障がいがある人向け外出支援デバイス/サービス「コデカケ」の紹介などを予定。
● 風宴
「風宴」は、“障害のある人が参加しやすいコンサートのあり方を考える” 授業で学部生が考えた企画です。暗闇で風を感じ、光に囲まれながら木の葉のように踊りましょう。音は、きこえる人にとって、“見えないが聞こえる” 存在であるように、風も “見えないが感じる” 存在です。きこえの違いにかかわらず、光と風の奏でる宴を同じ目線で楽しむ、それが風宴という提案です。ぜひお立ち寄りください。
■会場内は暗いのでお気をつけ下さい。
【ツアー】 大学構内のツアー(予約不要/*当日整理券配布)
● ひびきであそぼ
音は空気を揺らして、モノにはね返りながら私たちのもとへ届きます。今回は芸工の3つの部屋で、いろいろな音のカタチを感じる遊びを用意しました。1つ目は響きが溢れている部屋で音楽を体験してもらい、反対に2つ目では響きが全くない部屋で同じ音楽を体験してもらうことで、2つの部屋の変化を感じてもらいます。3つ目では音を振動に変えて、音を「見たり」、「触ったり」します。この機会に音の正体をあばきに行きませんか?
● オノマトペさがしウォーク
「オノマトペ」という言葉を知っていますか?もの、こと、音などを言葉で表したもので、例えば、雨がふる様子を表したいとき、強い雨は「ザーザー」弱い雨は「しとしと」降り始めの雨は「ぽつぽつ」などと表します。この企画では、大橋キャンパスをお散歩しながらオノマトペを探したり、オノマトペに合う風景をゲームみたいに探します。ぜひ、風景をあなただけの言葉で切り取ってあそんでみませんか?
【ステージイベント】(予約不要)
● ドンドン!! ドンサンブル
「ドンドン!!ドンサンブル」の企画では、打楽器を中心に構成された演奏会を間近でご覧いただきます。この演奏会に参加する皆さんは、ただじっと座って鑑賞を行うわけではありません!自由に演奏者に近づいたり、時には楽器に触れたりするなど、普段は味合うことができないアクティブな方法での音楽を体験
しましょう! 打楽器特有の
「ドンドン!!」という振動や
音色を、体で!心で!目で!
感じ取ってください!
● ガンガン!!ガンサンブル
説明しよう!!ガンガン!!ガンサンブルとは…楽器をガンガン弾いて!ガンガン叩いて!ガンガン壊して(?)遊ぶコーナーだ!!並んだ楽器を鳴らして!他の人の動きや響きをまねしてみよう!!学校では「正しくない」と教えられた「オンガク」も、ここでは新しい「音楽」になるかもしれない!!!みんなで一緒に響かせたとき、そこにあるものこそ我々の
「音楽」なのだ!!!まだ見ぬ響きとの
出会いが、皆様をお待ちしています!
【トークイベント 】
「きこえないあそび。きこえないムジカ。」を振り返る(予約不要)
手話通訳、リアルタイム字幕(UDトーク)あり
福岡県聴覚障害者協会青年部と九州大学大学院芸術工学府のコラボレーションで実施された今回のイベント。きこえる/きこえないの境界にどのようにアプローチし、そこから何が生まれたのかを関係者で振り返り、これからの可能性について考えます。
[登壇者]
鈴木玲雄(福岡県聴覚障害者協会)
Sasa/Marie(サイン・ポエット)
吉野さつき(ワークショップコーディネーター・愛知大学文学部教授)
尾本章(九州大学副学長・大学院芸術工学研究院長・教授)
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
[九州大学の企画および全体のお問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
E-mail: sal-cul@design.kyushu-u.ac.jp
TEL&FAX: 092-553-4552(TELは平日10:00〜17:00、FAXは24時間受付)
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