九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブは、多様性のある包摂型社会の「仕組み」をデザインする先導的研究拠点です。
「声なき声」を包摂するメディア・コミュニケーションの構築
多様性が求められる現代の民主主義社会では、情報過多により見聞きされず、埋もれている多様な「声」を引き出す対話のプロセスがますます重要になっています。専門家だけが一方的に先導する社会構想が説得力を失い、市民による参加と意思 …
戦略的研究
デザインシンクタンクでは、社会包摂デザイン・イニシアティブの「戦略的課題」と定めた研究内容を主に実施していきます。 参加メンバー ▶︎2021年度DIDI年次報告書・尾方先生の活動報告◀︎▶︎2021年度DIDI年次報告 …
音響工学の手法を用いた軽度聴覚障害者サポートの仕組みづくり
聴覚系を支配する規則の発見・聴覚障害の可視化を行います。この取り組みを通じ、軽度聴覚障害への理解を促し、パーソナリティに原因があると判断されて社会的な排除の対象になりやすい軽度難聴者が包摂される社会の仕組みづくりに貢献し …
多様な色覚特性を持つ人に伝えるためのデザイン
色覚異常と呼ばれる色覚特性を持つ人は、色覚正常と呼ばれる特性を持つ人と異なる色を知覚することがあり、見分けられない色もあります。これらの人たちに対して、これまでは「正常な色覚」を前提にし、それを補正するというデザインアプ …
舞台芸術と音響技術による社会包摂のデザイン
2012年の劇場法により、劇場の社会包摂機能が提唱されて10年が経過するが、劇場における社会包摂の取り組みは全国的な動きになっているとは言い難い。そこで、劇場が真に包摂的な環境になるため、社会的・技術的観点から見たグラン …