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【台風のため延期】九州大学大学院生によるワークショップ【身体音感「きこえないムジカ」】9月18日(日)、19日(月・祝)久留米シティプラザ

2022.8.22

※台風のため、9月18日(日)、19日(月・祝)の開催は延期となりました。
振り替え開催は 2023年2月4日(土)、5日(日)です。
詳細はコチラ → https://www.didi.design.kyushu-u.ac.jp/20230204-05musica/

福岡県聴覚障害者協会青年部 創立50周年記念事業実行委員会主催
「きこえないあそび。」関連企画

身体音感 きこえないムジカ
九州大学大学院生によるワークショップ
参加費無料

[日時]
2022年9月18日(日) 11:00〜19:00
2022年9月19日(月・祝) 10:00〜16:00
プログラムにより、開催日・開催場所が異なります。

[会場]
久留米シティプラザ
展示室2&3、スタジオ3&4
福岡県久留米市六ツ門町8-1  2階、4階

[アクセス]
JR久留米駅から西鉄バス約10分、徒歩約20分
西鉄久留米駅から西鉄バス約5分、徒歩約10分
*駐車場に限りがございますので、遠方の方は出来る限り公共交通機関をご利用ください。

九州大学大学院芸術工学府では今年度、「聴覚障害のある人に向けたコンサートのあり方を考える」というテーマの授業を行なっています。実際に来年2月に、九州大学大橋キャンパスでコンサートを実施するために、聴覚障害のある人たちにとって音楽とはどのようなものか、どのようにしたら共有する体験ができるかを考えています。今回は、「きこえないあそび。」の中で実施される「音のない世界を知るイベント」において九州大学の学生が発案した展示やワークショップを行うことを通じて、きこえる/きこえないの境界を超えた体験を共有します。

主催/九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトII-B(聴覚障害のある人に向けたコンサートのあり方を考える)」、九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ ソーシャル
共催/福岡県聴覚障害者協会青年部創立50周年記念事業実行委員会
助成/一般財団法人 曽田豊二記念財団


久留米シティプラザ2階 展示室2&3

音を使った塗り絵ゲーム

9月18日(日)& 9月19日(月・祝)[予約不要]
■対象…どなたでも ■定員…1回あたり5人程度
音を知覚しづらい方と健常者の方が触れ合う機会を増やしたいという思いから、音で塗り絵を行うシステムを提案します。カメラの前に立つと、正面の映像の中から自分の顔が検出されます。映像には塗り絵の枠線が表示されているので、声を出すと絵に色をつけていくことができます。また、音の性質(周波数)によって描画する色を変えて遊べます。声を出すことが苦手な方は、ピアノなどの楽器を用いて塗り絵を行えます。

音に溺れる

9月18日(日)& 9月19日(月・祝)[予約不要]
■対象…13歳以上 ■定員 …1回あたり1人
この企画では、音をオノマトペで表現します。VRゴーグルを通して見る街の風景では、オノマトペの文字列が踊っています。その数はきっとあなたの想像以上でしょう。また、聞こえにくい人/聞こえない人にとっては、「音を見る」ことで、新たな街のイメージに出会うきっかけになるのではないでしょうか。「聞こえる」を視覚化する。そうすることで、私たちを取り巻く膨大な音に溺れてみませんか。

音とことば

9月18日(日)& 9月19日(月・祝)[予約不要]
■対象…小学生以上(小学生は保護者同伴推奨)■定員…1回あたり4人程度
みる、きく、しゃべる、かく、はなす、いる、つたえる…さまざまな形での参加を通じて、人それぞれの「音」をことばにしていく参加型展示です。聞こえる人も聞こえない人も、互いに想像しあい、経験を共有し、両者の間にあるものを考えます。好きな音や聞いてみたい音を書き出し、音をことばで表現し、そして伝え合ってみませんか。みんなでともに考え、ともに楽しむひとときにしましょう。

久留米オノマトペまっぷ

9月19日(月・祝)11:00/13:30/15:00[要予約
■対象…どなたでも ■定員…1回あたり6人まで ■所要時間…1回1時間程度
*このワークショップは事前のご予約をお願いします。
[予約フォーム]https://forms.gle/8e1v4pYJqcngnt3W8
街に溢れる音を“想像”して、久留米シティプラザ周辺のサウンドマップを作ろう!この企画は1時間程度のワークショップ形式で行います。久留米シティプラザの周りの色々な場所の風景を見ながら、そこにある音をみんなで“想像”したオノマトペを寄せ集めて、参加者全員で一つの大きな「オノマトペまっぷ」を作ります。耳に頼って実際に聞こえている音を書き留めるのではなく、想像力を膨らませてオノマトペを作り出そう!


久留米シティプラザ4階 スタジオ3

ガンガン!!ガンサンブル
9月19日(月・祝)[予約不要]
■対象…どなたでも ■定員… 1回あたり10人まで ■所要時間…1回20分程度
説明しよう!!ガンガン!!ガンサンブルとは…ガンガン弾いて!!!ガンガン叩いて!!!ガンガン壊して(?)、楽器を玩具のようにして遊ぶコーナーである!!!はたして楽器は「オンガク」のためだけにあるのか!!??学校では教えてくれない使い方を試しながら、楽器の新たな可能性を探っていこう!!!みんなで一緒に響かせたとき、その手にあるものこそ我々の「音楽」なのだ!!!まだ見ぬ響きとの出会いが、皆様をお待ちしています!!!


久留米シティプラザ4階 スタジオ4

体で音の振動を感じてみよう
9月19日(月・祝)[予約不要]
■対象…どなたでも ■定員…1回あたり10〜15人 ■所要時間…1回10分程度
低音を増強するためのスピーカーによる振動は、聴覚以外にも体で直接触れることで体感することができます。本企画では、このようなスピーカーから発生する音によって振動する薄板に手で触れることで、音楽のリズムを体感するゲームを実施します。参加者の皆様にはこのような振動の体感について感想を共有していただき、聴覚障害の有無による音の感じ方について知見を深められる場としたいと思います。


当日は会場で、音のない世界に関する多様なイベントが実施されます。イベントによっては要予約となっていますのでご注意ください。ご予約・詳細についてはこちらのウェブサイトをご覧ください。
https://fukuokadeaf3550th.wixsite.com/depth-sea-station/

[内容についてのお問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院附属
社会包摂デザイン・イニシアティブ ソーシャルアートラボ
MAIL: sal-cul@design.kyushu-u.ac.jp

*今後の感染状況によっては予定が変更となる場合があります。ご来場前に必ず当イベントのホームページにて開催の有無をご確認ください。


COMING SOON!

2023年2月上旬 コンサート開催予定!
今年度の授業の集大成として、来年2月に九州大学大橋キャンパス内でコンサートを開催します。聴こえの違いにかかわらず楽しめるコンサートを目指していますので、どなたでもご参加いただけます。詳細は追って社会包摂デザイン・イニシアティブのウェブサイトでご案内します。
https://www.didi.design.kyushu-u.ac.jp


【関連情報】
スタジオプロジェクト(聴覚障害とコンサートのあり方を考える)の開講 
2022年の芸術工学府の改組に伴い、新しくスタジオプロジェクト科目が開講されました。 

本年は、尾本章教授、長津結一郎准教授が共同で「聴覚障害とコンサートのあり方を考える」という副題のもと、ホールマネジメントエンジニアリングプログラムを履修する学生を中心に授業が展開されています。授業では、聴覚に障害がある方とディスカッションをする機会があり、当事者のことを知り、グループで考えを深めながら企画を立てていくというプロセスをたどります。当事者の視点からインクルーシブな音楽鑑賞のあり方を考えていき、冬学期には実際にコンサートを行う予定です。 
(この企画は一般財団法人曽田豊二記念財団の支援により実施されています)

春学期のまとめとして、6月3日には、8つの班が冬学期に開催予定のコンサートの内容について、構想を発表しました。
発表内容をこちらに掲載しています。 

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