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【終了しました】12月14日開催 映画「隣る人」上映&刀川和也監督トークセッション

2023.11.24

映画「隣る人」上映&刀川和也監督トークセッション
〜 創設から40年、ある児童養護施設の現場から
 「これまで」の何を守り、「これから」なにを変えていくのか 〜

日時:令和5年12月14日(木) 15:00〜18:00 (開場:14:30)
   15:00〜16:25 「隣る人」上映
   16:40〜18:00 刀川監督による参加型トークセッション

開催場所:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2階(福岡市南区塩原4-9-1)

参加人数:定員70名(事前申込制・先着順・定員に達ししだい締切り)

参加費:無料

お申し込み:下記リンク先の申込みフォームにて必要事項を入力し、お申込みください。
https://forms.gle/iiYZ13WURMxmtQQN8

映画「隣る人」

そこにいなければ撮れなかった
8年間におよぶ児童養護施設の日常
愛を込める子どもたちと、それに隣る大人たち

地方のとある児童養護施設。ここではさまざまなな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている。マリコさんが担当しているのは、生意気ざかりのムツミと甘えん坊のマリナ。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、2人にとっては競って獲得しなければならない大事な栄養素。マリコさんを取り合ってケンカすることもしばしばだ。そんなある日、離れて暮らしていたムツミの母親が、ふたたび子どもと一緒に暮らしたいという思いを抱えて施設にやってくる。壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。

トークセッション登壇者

刀川和也(たちかわ かずや)監督
アジアプレス・インターナショナル所属。フリーの映像ジャーナリストとして、2001年から2002年にかけて、アフガニスタン空爆の被害を取材、テレビ等で発表。その後は主に、国内及び東南アジアでカメラマン、取材ディレクターとしてテレビドキュメンタリー制作に携わる。述べ8年に渡る撮影を経て、「隣る人」を完成させた。本作が初監督作品。

九州大学大学院芸術工学研究院
田上健一(たのうえ けんいち) 教授
住宅をはじめとして教育・文化・医療施設など、日常生活に不可欠な建築の計画理論を専門としている。特に、人間と環境が相互に浸透し合う個性的で魅力的な空間の実現方法を、ユーザーの視点に立脚して研究。建築や地域のデザイン(調査・企画・計画・設計)に携わる専門家の養成が主目標。

【プロジェクト紹介】

九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ シビックデザインラボ

プロジェクト「未来の児童養護施設のデザイン」

「未来の児童養護施設は、どのような形が望ましいのか」について、子どもたち、施設職員、地域住民など様々な関係者との対話ワークショップを通して考えるプロジェクトです。未来の児童養護施設のデザインを建築設計の観点から考える上で、建築の専門家でない人たちも一緒に対話しながら進める「参加型の設計デザイン」を目指します。そのために、どのような対話ワークショップが参加しやすいのか、また、参加者が声をあげやすいのか、ワークショップのあり方についても実践を通して研究していきます。
児童養護施設の地域化・分散化・小規模化という理念を実現させるためには、職員の超過労働など、運営や空間に関する新たな問題にも向き合う必要があります。そのために、社会包摂デザイン・イニシアティブや学内の専門の教員らと協働し、施設・空間を検討することを目的としたデザインワークショップを企画し、共に場を生み出す者として包摂的に関われる雰囲気が自然に生まれるような、施設の運営の方針や改修・改築デザインの方針を明確化していきます。


主催:社会包摂デザイン・イニシアティブ

申し込み・問い合わせ:社会包摂デザイン・イニシアティブ
           didi-office★design.kyushu-u.ac.jp
           (★をアットマーク「@」に置き換えて送信ください)

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