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/ 2023.4.19

第3回半農半アートフォーラム「文化からみる農ある暮らしの価値」報告書ができました。

九州大学大学院芸術工学研究院付属 社会包摂デザイン・イニシアティブでは、「農とアート」のライフスタイルを基盤とした包摂型の地域づくりや、農業ボランティアの新しい仕組みのモデルを形成・提案すべく、フィールドワークや研究会を行いながら、研究を続けています。

その一環として、2023年1月9日に、フォーラム「文化からみる農ある暮らしの価値」を伊都ゲストハウスにて行いました。

フォーラムの開催は3回目となりますが、今回はじめての試みとして、農学研究院の研究者のみなさんにもご登壇いただき、農学研究院と芸術工学研究院の知見を融合しながら、文化の視点から農村社会の価値を見つめなおす議論を行いました。

農学と芸術工学という異なる分野から、農村の暮らしと文化を掘り下げていくことで、これまで行ってきた研究のフレームワークを広げ、今後の研究や実践のための萌芽を見いだすことができました。

報告書は、フォーラムの講演やディスカッションの記録となっております。ぜひご覧ください。ご意見、ご感想もお待ちしています。

[お問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院附属 社会包摂デザイン・イニシアティブ  半農半アートフォーラム担当
MAIL: sal-cul★design.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えて送信ください。)

『九州大学大学院農学研究院×九州大学大学院芸術工学研究院 第3回 半農半アートフォーラム「文化からみる農ある暮らしの価値」総合知によるグローカルな人材育成に向けて』報告書

目次
・02 半農半アートフォーラム概要
・04 里山保全と農ある暮らし 〜日英の風景を保全する取り組みを通じて〜
    朝廣 和夫(あさひろ かずお)
・10 農山村の価値を可視化する?
    野村 久子(のむら ひさこ)
・16 国内外の事例から見る 国際教育を通した大学と地域との関わり
    廣政 恭明(ひろまさ やすあき)
・22 消滅していくものの美しさについて 〜韓国農業会社法人美實蘭の取り組み〜
    房 賢貞(バン ヒョンジョン)
・28 [実践報告]八女市黒木町笠原での「奥八女芸能プロジェクト」
    武田 力(たけだ りき)
    小森 耕太(こもり こうた)
・34 芸術活動と農ある暮らし
    長津 結一郎(ながつ ゆういちろう)
・40 [ディスカッション]今後の連携に向けて
   〜農村 × アートについて、芸術工学 × 農学の視点で見ると〜
・44 [アンケート]来場者の声から

発行日:2023年3月31日
制作・編集:九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ
編集担当:森 千鶴子
デザイン:田中 里佳(mofudesign)
助成:九州大学令和4年度人社系学際融合プログラム030
   「『半農半アート』のライフスタイルを通じた未来の農村社会デザイン」
発行:九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ

※本誌内容の無断転載・複写はご遠慮ください。

情報

イベント名

九州大学大学院農学研究院×九州大学大学院芸術工学研究院
第3回 半農半アートフォーラム
「文化からみる農ある暮らしの価値」
総合知によるグローカルな人材育成に向けて

日時

2023年1月9日(月・祝)
14:00〜17:00

場所

九州大学伊都キャンパス 伊都ゲストハウス 多目的ホール
(オンライン併用)

参加費

無料

登壇

野村 久子(九州大学農学研究院 准教授)
廣政 恭明(九州大学農学研究院 准教授)
房 賢貞(九州大学農学研究院 助教)
小森 耕太(認定NPO法人山村塾理事長)
武田 力(演出家・民俗芸能アーカイバー)
朝廣 和夫(九州大学芸術工学研究院 准教授)
長津 結一郎(九州大学芸術工学研究院 准教授)

全体進行:森 千鶴子(九州大学芸術工学研究院 学術研究員)

主催

九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ
(九州大学創立111周年記念 VISION EXPO 関連行事)

共催

九州大学大学院農学研究院

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