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芸術工学部授業「デザインケーススタディⅡ」で「補聴器や聴覚診断について」の講義がありました。

2022.10.20

九州大学芸術工学部では、3年次科目で、「デザインケーススタディⅡ」という科目があります。卒業研究や就職・進学を見据え、より高度で多様なアプローチの獲得として、デザイン方法論としてのエンジニアリングの概念や手法の獲得を目指します。

2022年10月14日(金)社会包摂デザイン・イニシアティブ担当回は、聴覚情報処理が専門の村上泰樹先生のコーディネートで、リオン株式会社の森本隆司さんをお招きし、「補聴器や聴覚診断について」講義いただきました。

聴覚障害は目に見えにくい障害であるため、周囲あるいは社会から支援を受けにくいという現実があります。補聴器は聴覚障害に対するエンジニアリング的な処方であり、それを支える適切な診断方法が必要です。しかし、補聴器や聴覚診断装置が研究開発され、ユーザーが使用するまでのプロセスは、日本の医療福祉制度の壁を乗り越えなければなりません。
今回、補聴器や聴覚診断に関する基礎的なことから、実際の製品開発のプロセスでの困りごと、補聴器や聴覚診断の将来についてご紹介いただきました。

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