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/ 2022.6.21

2022年 筑紫野市男女共同参画ぷちフェスタ「くらしのなかのジェンダー」現地視察レポート

2022年の筑紫野市「男女共同参画ぷちフェスタ」は、開催期間 6/16(木)〜6/30(木)です。
初日の6月16日に、DIDIスタッフが筑紫野市生涯学習センターを訪問しました。現地の様子をお伝えします。


6月16日(木)より福岡県筑紫野市にて開催されている、「男女共同参画ぷちフェスタ」のパネル展示「くらしのなかのジェンダー」に、九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ(DIDI)も展示協力しております。

会場:筑紫野市生涯学習センター 1階多目的ホール(二日市南1−9−3)
期間:6/16(木)〜6/30(木) ※6/27(月)のみ休館日  ※6/30(木)は15時まで。
協力:福岡県人権啓発情報センター、九州大学大学院芸術工学研究院


展示物の一部を、以下に紹介していきます。

社会包摂デザイン・イニシアティブからは、「ことばとジェンダー」に関する作品の展示です。

漢字の成り立ち。私たちが日常よく使っている漢字、その由来は?
ジェンダーかるた。上下のことばがセットになる背景とは…?
こちらは、筑紫野市の男女共同参画プラザ活動登録団体連絡会の皆さんが制作された「男女共同参画かるた」です。
福岡県人権啓発情報センター 第52回特別展「ジェンダー 性にまつわる思い込みを疑う」より。
冊子や配布物などの設置ブース
「数字」でみるジェンダー。身の回りのジェンダーギャップを数字のデータから知るコーナーです。

こちらのパネルでは、筑紫野市で5年ごとに行われている「男女共同参画社会づくりに向けての市民意識調査」のデータをもとに、2016年と2021年の数値が比較されています。次の調査年となる2026年は、どのような結果になっているのでしょうか?

この他、筑紫野市や国・県の各種調査結果が数値化された展示もあり、ジェンダーの実態について、数字のデータによって知ることができます。様々な数字データを目の当たりにすることで、「女性は、男性は、こうであるべきだ」という考えが未だ根強く残っていることや、性の多様性に対する認知の低さが窺えます。

「あらゆる人たちの存在が尊重される社会」の実現のため、何が必要なのか? 私たち一人一人に、何ができるのか? 今回の展示は、そうしたことを考えるきっかけになると思います。

以上、ほんの一部ですが、展示物の紹介をさせて頂きました。他にも多くのパネルや展示物がありますので、ぜひ会場にお立ち寄りの上ご覧ください。


【関連情報】

九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブでは、ジェンダー関連の様々な展示や企画等を実施しております。

◆2021年度に福岡市男女共同参画センター・アミカスと連携して、「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテストを開催しました。引き続き2022年度も開催予定です。詳細は後日、公開いたします。

このような行政機関等との連携は、九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブとしても大いに歓迎いたしますので、同様のご希望がございましたら是非お問い合わせください。

お問い合わせ先:
   九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ運営室
   E-mail: didi-office★design.kyushu-u.ac.jp ★を@に置き換えて送信ください。
   TEL: 092-553-4552

情報

日程

2022年6/16(木)〜6/30(木)
※6/27(月)のみ休館日
※6/30(木)は15時まで

場所

筑紫野市生涯学習センター 1階多目的ホール

〒818-0057 福岡県筑紫野市二日市南1丁目9−3

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