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/ 2022.11.16

これまでの各種ジェンダー展の図録をご覧いただけます。

「ジェンダー展」は、さまざまなアプローチでジェンダーを見つめる展示です。
ジェンダーは、哲学、政治、生物学、医学、社会、倫理、歴史など、様々なことがらが複雑に絡み合っている概念ですから、それについて考えるのは、容易なことではありません。
社会包摂デザイン・イニシアティブは、2021年4月の発足前である準備室時代から、各種のジェンダー展を開催してきました。それらの展示の図録冊子をご覧いただけるよう以下にまとめましたので、ぜひお読みください。

「ことばとジェンダー」展

複雑なジェンダーを、ことばの展示で表現しようと試みました。 あなたが普段何気なく聞いていることば、使っていることばにも、ジェンダーが関わっているものがたくさんあります。それに気づいてもらうきっかけの展示にしました。

「ファッションとジェンダー」展

性別や性差はファッションに現れます。でも、どこをみて、どのくらい私たちはジェンダーを感じているのでしょうか。
要素還元、抽象化、比喩、強調、アドバンスなどデザインの基本的な表現法を使い、ファッションからジェンダーをみることを試みました。

「ジェンダーとピクトグラム」展、「ひとがたとジェンダー」展

ピクトグラム(ひとがた)と人形(ひとがた)から、ジェンダーをみようとしたものです。ピクトグラムも人形も本来は小さなものですが、実際の私達と同じ大きさにしてみました。こんなに大きかった! こんなに細いの? 自分たちに近づけることで、他人事ではなく自分ごととして考えるきっかけになればと思います。

「色とジェンダー」展

色から、ジェンダーを見ようとしたものです。色は性差を示すものとして、昔から使われています。そのため、あまり考えることなく色と性を結びつけているかもしれません。すでにバイアス(先入観、思い込み)がかかっているのかもしれません。また、透明という色から、結婚や家事労働を考えてみました。

ジェンダーとスポーツ

世界を襲った新型コロナウイルス感染の影響で東京オリンピック2020が延期になり、2021年度は東京、北京と2回のオリンピックがありました。スポーツ(主にオリンピック種目)から性差を見ようとしたものです。男女平等の観点から男女混合種目が増えましたが、妥当な性差、「ムムム?」と思うような性差を、スポーツのルールやレギュレーションを通して考えました。

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