2023年6月17日～30日 筑紫野市生涯学習センターで行われていた、筑紫野市男女共同参画ぷちフェスタ「ルールとジェンダー」展が終了しました。

展示されていたポスターを図録にして公開します。

「ルールとジェンダー」展

身の回りのジェンダーに関わる違和感を調べて見ました。
ルールの観点からのアプローチで、啓発でも啓蒙でもなくみんなで創造性を持って気づきあおう、そうすることによって、解決のための次の仕組みを作っていく足がかりにしようと考えています。

（展示の導入文より）

この展示は、九州大学芸術工学部 未来構想デザインコースの授業「デザイン設計論・演習」の課題として、受講生21名により制作されました。

映画館の「レディースデー」、飲食店の「レディースセット」などのマーケティング、
職業における男女の比率、
スポーツにおける男女の扱いの違いなど、
身近な話題から「ルール」を切り口として、「なぜそのようなルールが作られたのか？」という歴史的な経緯などを深掘りして調査し、まとめたものです。

以下に、一部抜粋して画像で掲載。
その下に、全ページを図録で掲載しています。

「ルールとジェンダー展」目次

映画館　レディースデー
映画館の「レディースデー」
「お一人様」
都立高校入試における「男女別定員」
マッチングアプリはなぜ女性が安く男性が高いのか
レディースティーとレギュラーティー
「最終面接だけは黒のスーツで来るように」
チー牛と日傘とオロナミンＣ
スポーツのルール男女の差
レディースセット　バイアスか？マーケティングか？
女人禁制の神事
少年漫画の「お約束」
御転婆と腕白
七五三
礼服
指揮者
新婦/ 新郎
甲子園の大会規定には「練習や試合に問わずたグラウンドに立てるのは男子だけ」があった
「危険」だから女子は甲子園に入れない!?
男女雇用機会均等法　法令違反とならない場合
巫女 神道における神職を補佐する女性の職

展示会場・筑紫野市生涯学習センターの様子